できる限り痛みを軽減するために
矯正治療を躊躇（ちゅうちょ）する理由として、「めだつこと」と並んで多く挙げられるのが、「痛み」です。痛みは肉体的なものだけでなく、精神的苦痛も生むため、大きなストレス源となります。渋谷区恵比寿の歯医者「かめだ矯正歯科クリニック」では、治療中の痛みを極力抑え、患者様の負担を軽減するためのさまざまな工夫を行っています。
治療中の痛みを軽減するための工夫
矯正治療中に痛みを感じるのは、ワイヤーの締めつけが主な原因です。そのため、当院では、必要最低限の力で歯を移動することが可能な弾性の高い形状記憶合金のワイヤーを使用しています。
これから矯正治療を始められる方にとっては、「痛みがあるのか」と不安になるかもしれませんが、痛みを全く感じない方もいらっしゃいます。痛みが生じた場合でも、数日で収まることがほとんどなので、ご安心ください。
なお、基本的に子どもの矯正治療には、取り外しができるプレート型の装置を使用します。ワイヤーで固定しないため、痛みがほとんどありません。取り外しができるため、ブラッシングもしやすいといった利点もあります。
歯の移動は弱い力でやさしくゆっくりと
ブラケットを歯に固定するワイヤーの締めつけが強ければ強いほど、早く歯が正常な位置へ移動する気がしますが、実際はそうではありません。歯に負担が掛からない程度の弱い力でゆっくり移動させる方が、痛みも少なく効率的です。
実際の流れとしては、まず最も力が弱いワイヤーを使い、その後に歯の移動状況に合わせ、少しずつ力の強いワイヤーへと変更していきます。当院では、患者様の症状に合わせて慎重に丁寧に矯正治療を進めていきますので、ご安心ください。
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当院で使用している形状記憶合金のワイヤーについてご説明します。形状記憶合金とは、「設定した温度以下で一度変形しても、設定した温度を超えると記憶した形に戻る性質を持った合金」のことです。理想とする歯並びをワイヤーに記憶させて装着すると、体温により記憶させた形に徐々に戻ろうとします。もとに戻ろうとする力で、歯を少しずつ移動させて矯正を行うのですが、その力が非常に優しいため、従来のような強い痛みはほとんどありません。
